弥奈「おっはようございますなのですよ〜！！」



駅前の駐車場にセレナさんを駐めて、近くのコンビニで買い物をすませてJR栃木駅へ。
そういえば乗り換えで使うことはあっても乗降で使ったのは何年前か・・・
(少なくとも連続立体化される前くらいな気がします)

涼菜「両毛線に乗車致しました」


両毛線に乗車して高崎方面へ向かいました。
大平下を過ぎると「田んぼの向こうは山」という典型的なお田舎な風景が広がっていますね。

佐野駅は東武線との接続駅ということもあってだいぶ街っぽいです。(ぉ

小俣駅、県境の駅ですが結構人が乗ってきます。通学需要が多いようですね。

桐生駅からグンマーに入国。
国定駅から多くの学生が乗ってきました。

久遠「新前橋到着しました！」



混雑していた両毛線から降車し、上越線との乗換駅である新前橋駅に到着しました。
次の乗車まで時間があったので、高崎車両センターを眺めながら母から貰ってきたおにぎりを食べていました。

弥奈「上越線にご乗車したのですよ〜！」


ここから上越線で水上駅に向かいます。
着た車両は両毛線と同じ車種（211）でしたね。

定刻出発で水上方面へ。
遠景の赤城山方面はだいぶガスっていましたね。



沼田付近まで来ると利根川も渓谷っぽくなりますね。

上駅手前のあたりから谷川岳と思われる山が見えましたが、山頂はまだ雪が残っている感じでしたね。

涼菜「水上駅に到着致しました」
久遠「ここから長岡行きで新潟方面に向かいます！」
弥奈「クロスシートになってようやく旅行っぽくなったのですよ〜！」



すっかり渓谷になった利根川を横目に水上駅に到着。

ここから長岡行きに乗って新潟方面に向かいます。
駅前には静態保存SL、転車台もありましたが、そういえばSL水上号が走っているので、蒸気機関車向けの設備があるんですよね。

水上駅からE129系電車を乗り換えて再び上越線へ。

ここから下り線は殆ど地下を走り、新清水トンネルで谷川岳を越えて新潟へ向かいます。

もぐら駅こと土合駅。
停車時間が無かったのでドアからサクッと撮影でした。

トンネルを抜けたら深い霧と雨でした。
霧と温度差の影響か、列車の窓は曇りっぱなしで外の景色はまったく見えませんでしたね。

久遠「長いトンネルを抜けて越後湯沢駅に到着しました！」
弥奈「お外はとっても雨で、さすがますたーさんの行いなのですよ〜」



ここで15分停車。
外は雨が降り続いており、少々肌寒いくらいでした。


ほくほく線の車両が入線してきました。
そのうちほくほく線も一度は乗っておきたいですね。

＼ キリだー！ ／


越後湯沢を出発、深い霧が立ち込めており、電車もたびたび警笛を鳴らしていました。


弥奈「霧ですよ〜」

涼菜「上越線小出駅に到着致しました」
久遠「ここまで来ればマスターさんの行き先はわかりますね！」
弥奈「ここから只見線に乗るのですよ〜！」



というわけで、小出駅駅に到着しました。
・・・が、只見線の次の発車が2時間待ちの上、駅周辺にはなにもなく、ホームのベンチで時間を潰すことに・・・
（聞いた話では川向こうに町があるらしいのですが、雨のため移動は難しいとのことです）

しょうがないのでベンチで日記を書いていました。（ぉ

ところでこの只見線乗車時に声を掛けられた方々から『大人の休日倶楽部で来たんですか？』と・・・
（どうも6/23から大人の休日倶楽部の割引き期間だったらしく）

大 変 遺 憾 な が ら わ た し は ま だ 規 定 年 齢 に 達 し て お り ま せ ん。

・・・年齢に合わない白髪なのでそう見えるのは仕方が無いのですが・・・

弥奈「只見線にご乗車ですよ〜！ 今のところがらがらなのですよ〜！」
久遠「他のお客さんからこの後、上越線上下線から列車が着て一気に混むと教えて貰いました！」


ホームで待っていた方々に「12:40頃から乗車できる」「上越線の後続電車がまとめてきて混雑する」という情報を頂いたため、時間前から車両の入り口で待つことに。



12:40過ぎに運転手がドアを開けたので素早く座席を確保。（クロスシートですが一座席という形状でした）
その後、情報通り後続電車から続々とお客がやって来て結構席が埋まりましたね。
（一つ前がこの２時間待ちなので大抵の人はギリギリの電車でくるとのことです）

というわけで、いよいよ出発です！


駅を出てすぐに渡った橋からは川が増水しているのが見えました。

車内では観光案内のアナウンスもあり、観光路線の性格が強いですね。

只見線、かなりゆっくり走りますね。
（最高速度が65km/hらしいので都市圏の電車と比べるとゆっくりと感じるのでしょうけど）

大白川駅からみえる破間川。


全体的に霧が掛かっていてよく見えないところも多かったですが、逆に雰囲気が出ているところもあったので、これはこれでといったところでしょうか。

大白川駅から只見駅の間、県境越えのものすごく長いトンネルがありますね。
(列車の速度もありますが、とにかく長い)

只見駅に到着しました。
ここで降りる方はそれなりにいますね。

ここで10分間の運転停車とのことで、写真を取っていました。
あと窓際の席の人はみな窓を拭いていましたね。（ぉ
(外側が露で見えなくなってしまっていたので、わたしも拭きました)






ところでお腹が空きましたが、まだ終点まで二時間以上あります・・・（白目）
少々のお菓子と飴、飲み物は持ってきていたのですが、昼食は小出で何とかしようとした目算が狂ったので。（涙）

只見駅から先は、只見川に沿ってだいぶ蛇行した線路が続いていました。


また只見線は山間を越えるための細かい橋が多い感じです。
これは保線も大変ですよ・・・

今日は全体的に霧がかかっていて、渓谷がガスって見えないというところが多いですね。
霧がかかっていていい感じな場所もありましたけど。

川面で操業中の重機群を見かけましたが、堰でも作るのでしょうかね。

自席の反対側の窓の景色を撮ろうとした写真。
見直してみるとぐんぐんグルトと眼鏡入れ（？）、カーテンが旅情を感じさせる良い感じになっていました。（笑）


ところで只見駅を越えたあたりからだいぶ寝ている乗客が増えました。（ぉ
というか、観光案内的アナウンスも只見駅に至るトンネル手前以前から無くなっており、やる気の無さを感じます。

・・・やるなら最後までやれよと・・・

ほんみょう。（まちがい）

会津川口駅に到着、ここでは列車交換があるとのことで１０分の停車時間がありました。
湖面に霧がかかっていていい感じですね。

駅名標は撮影出来るタイミングの時に取っているので斜めも結構多いです・・・

この区間では数少ない『会津』が付かない駅名です。

駅名標が撮れなかったので奥会津の広告を撮っていました。（ぉ

会津坂下に到着。
このあたりから普通の街で、大量に高校生が乗ってきました。

地図を見たら高校が駅に隣接していました。
後の旅行客の方が高校生と話をしていたのが聞こえてきましたが、列車の本数が少ないので、乗り逃したら車で送り迎えになるらしいですね。

全通の本数はともかく、近郊区間の本数も少ない只見線では仕方が無いでしょうね・・・

根岸駅を通過。
なお、「根岸駅」を間違えると232km先になるようです。（ぉ

会津高田駅からも追加で多数の高校生が乗ってきました。

西若松に到着しました。
会津鉄道の線路もここで合流していますね。

ここに来て、対向列車遅延のため西若松で待機となったのですが、さらに走り出した直後に防護無線発報で停車・・・
会津若松の滞在時間は30分程度しかないのですが、これは間に合うんでしょうか・・・（白目）

弥奈「会津若松駅に到着したのですよ〜！」
久遠「これで只見線は全路線完乗ですね！」
涼菜「この場所はこころ旅の新潟、かわしまりの様がご来場されたときの帰りに立ちよった場所でございますね」



弥奈「会津若松駅構内のあかべこさんですよ！ 乗ってはいけないらしいので弥奈たちも立って撮影なのですよ〜！」


弥奈「会津鉄道の列車はとってもキレイでかっこいいのですよ〜！　通常の三倍速そうなのですよ〜！」
久遠「車体にはあかべこが描かれていてとっても可愛らしいです！」



弥奈「いっつもギリギリなますたーさん、お土産と駅弁だけ買い込んで即Uターンなのですよ〜！」
久遠「滞在時間正味30分無いのでは……」


というわけで、只見線は定刻時間1分遅れで会津若松に到着、帰りの切符購入、写真撮影とお土産購入、駅弁購入を済ませ、速攻会津鉄道に飛び乗りました・・・~
とりあえず、駅弁食べます・・・お腹が空きすぎて辛い・・・

ポストカードが付いていましたが、このキャラなんのキャラなんでしょう？
(売っていたのがこの駅弁しかなかったので詳細不明です)




列車に揺られながら完食、ごちそうさまでした。

突然の『ノラとと』。
この駅が『ノラと皇女と野良猫ハート』とコラボした駅だったんですね。
(列車交換の待ち合わせ中に撮影してきました)

会津鉄道乗車中、塔のへつり駅前で虹が出ていることを見つけました。
へつり駅を出た後から更に濃さを増して、二重虹になっていることを確認。
虹をみるのも久しぶりですね・・・

久遠「会津田島駅で乗り換えです！」


会津田島で乗り換えたわけですが、ここから先は電化区間になっていますが車両は会津鉄道の気動車でした。
会津鉄道って電車は無いんでしたっけ？
(野岩と東武の乗り入れのみ？)

ちなみに３人しか乗車していないです・・・
（会津田島で他の方はみな降りたようです）

久遠「野岩鉄道に乗り換えました！」
弥奈「もう東武線では走っていない6050系なのですよ〜！」



会津若松から野岩鉄道経由で東武線に至る最終電車なので乗り換え時間が1分とか2分とかばかりです・・・
なお、野岩鉄道からはわたしともう一人の人しか乗ってませんでした。

会津若松駅の券売機では新藤原駅までしか切符を買えなかったので、ここで車掌さんにお願いして車内精算にて栃木駅まで購入しました。

ところで東武6050系、わたしは浅草行き快速電車というイメージが強いですね。
浅草行き快速電車とか今はもう車両どころかこの運用はないですが。
（これのおかげで冗談抜きに東武線が使いにくくなりましたけど）

涼菜「新藤原駅より東武鉄道下今市行きに乗車致しました」
久遠「これで会津鉄道と野岩鉄道も完乗になりましたね！」
弥奈「ますたーさんは駅メモとかやっていないので実績とかは無いのですよ〜」


新藤原駅から東武鉄道鬼怒川線に乗車、これで本日中に帰れないは恐らく無くなったはずです・・・

・・・この時、わたしはまだあのようなことになることを知らなかった・・・（続く）

久遠「下今市駅から南栗橋行きに乗車しました！」
弥奈「これが最後のお乗り換えなのですよ〜！」


下今市駅から東武日光線 南栗橋行きに乗車、会津鉄道・会津田島区間、会津尾瀬口区間⇒野岩鉄道⇒東武鉄道・鬼怒川線・・・と乗り継ぎ、ようやく最後の乗り換えです。

東武金崎駅に到着直後、特急の安全確認で全線運転見合わせとのアナウンスが・・・（おめめぐるぐる）

なお、Kindleで『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』のコミカライズ版全巻をその場で購入して読んで時間を潰していましたが。（ぉ
いや、やっぱりミアさんがとっても可愛くて良い感じです。第一部はミアさんが主人公ですよね・・・

しばらくして一旦運行開始のアナウンスが流れたと思ったら、「やっぱりまだ確認中」というアナウンスが・・・（白目）

気が付いたら隣の通過線にリバティ車両の回送列車が追いついてきていました。
（東武金崎駅は上下線それぞれに通過線を持っているので特急待避駅になっているんですね）

ところで同じ車両に高校生が乗車しているのですが、どうもIT系の授業の内容を話しているみたいなんですけど、動画のFPSが30FPSだとか、ギガの次（の単位）はなんだとか話をしているようです。

・・・ほんと、我々の世代はあっという間に駆逐されるでしょうね・・・

アナウンスが流れてからもう４５分近く経ち、「これ、今日中に帰れるんですかね……」などと思い始めた頃、『間もなく運転再開いたします。約４５分遅れで東武金崎を出発いたします』
とアナウンスが流れて運行再開しました。

弥奈「よーやくセレナさんに戻ってこれたのですよ〜！」
久遠「……まさか電車が止まってしまうとか……」
涼菜「それでもまだ最後の東武日光線でよかったかと……これが会津鉄道や野岩鉄道などでしたら最悪の事態になっていたかと……」
弥奈「悪運の強さだけはお墨付きなますたーさんはさすがなのですよ！」

というわけで定刻通り45分遅れで栃木駅に到着しました・・・
まあ、まだ当日中にセレナさんに辿り着いたのでまだマシですけどね。

無事実家に到着、荷物をまとめてセレナさんから下ろし、洋間で少々休憩を取っていたのですが、気が付いたらソファーで爆睡していたようです・・・（白目）